古から長きにわたって日本人に愛され続けてきたマグロ。高級料理店から家庭の食卓まで、欠かすことのできない食材で、世界のマグロのおよそ5分の1は日本人が消費しているといわれています。

マグロ類の中でも、最高級とされ、最も人気が高いのがクロマグロです。本マグロとも呼ばれ、その食感や味わい、美しい真っ黒な見た目、漁獲量の減少による希少性から『海の黒いダイヤ』とも称されます。

養殖も盛んに行われており、その美味しさは天然ものを凌ぐという声もあります。

マグロの中でも最高の美味しさを誇るクロマグロは、部位によって味わいが異なります。

赤身は身肉の中心で、マグロ本来の旨みが感じられます。身が引き締まっており、脂分が少ないのでカロリーが低く、高たんぱくな食材です。大人から子供まで幅広く人気があります。

中トロは、赤身と脂のバランスがとれていて、赤身の旨味と脂のふんわりとした食感の両方を持ち合わせています。刺身だけでなく、炙りで食べても美味しくいただけます。

大トロは、脂が多量に含まれており、ふんわりとしたとろけるような食感と、濃厚な脂の甘み旨みが特徴です。くちどけの良い独特の食感と甘みの強い味わいは大トロならでは。

天草市新和町周辺の海域は、うねりの影響を受けにくい内海の八代海に面し、養殖に適した環境で、2008年からクロマグロの養殖が行われ、全国に出荷されています。

当ショップの天草クロマグロは、新和町「網元旅館はまや」のもの。『マグロ一本買いの宿』『天草を食べる直営旅館』というキャッチフレーズ通り、養殖場からまるごと一本買い、口の中でとろけるような味わいのクロマグロを提供しています。

豊饒で穏やかな天草の海で、健やかに育てられた「マグロの中のマグロ」の美味しさを、ぜひご賞味ください！